●ワイド画面のノートパソコン
最初に目についたのが、シャープのブースで参考出品されていた「メビウスワイド」(左は展示のパネル)。16:9のワイド液晶を採用し、携帯性と操作性を両立させたというのが売り文句。参考出品だが商品化も間近い印象。「表計算なんか非常に実用的ですね」といってExcelでデモを行っていた。パソコンの画面もワイドが主流になるのだろうか。
●デジタルカメラにまた新製品
昨日発表の「DC-2」もリコーブースで大々的にデモを行っていた。液晶画面付きのDC-2L(予価85,800円:左の写真)が中心の展示。41万画素、2MBのメモリー内蔵。マクロ(接写)に強いことを訴えていた。
キヤノンの「PowerShot 600」も展示されていた。カシオのブースもQVシリーズも大規模な展示を行ない、QVで水着美人の撮影会も行なっていた。
●携帯情報端末花盛り
松下(写真)、三洋など、ペンタッチ式の携帯情報端末が多数展示されていた。ただし、ほとんどがビジネス用途で、個人向けの機種は、ザウルスぐらいなのが残念。
また、携帯電話/PHSも多数展示されていた。アステルのルルルのおじさんも登場。
●マニアはうれしい台湾ブース。
DOS/V機(PC AT)の大生産国台湾のブースが今年も登場。カラーFAXをはじめ、キーボード、ケースなど、PCマニアの方は要チェック。
●イントラネットが今年のキーワード
大メーカーは、どこにいってもイントラ、イントラの掛け声。展示の中心はサーバー。
●コスチューム戻る
一時は、まったく衰退していた、コンパニオンのコスチュームが復活。今年の流行はビニール系のウェア。別途企画準備中。
●単3電池は用意して行こう
ビッグサイト内の売店の単3電池は、最後の8本を取材班が買ったのでもう在庫切れ。しかも、単3アルカリ8本で、1,320円といういまどきめずらしい定価販売。デジタルカメラ派の人は必ず電池を用意してから会場にいこう。
●ゆりかもめは混雑、臨海副都心線がおすすめ
ビッグサイトへの交通というとゆりかもめが頭に浮かぶが、午前中からすでに混雑していた。がらがらの臨海副都心線がおすすめ。地下鉄有楽町線新木場駅からだいたい10分間隔で出ている。
('96/5/14)
[Reported by PC Watch編集部]