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カラー化、32bit CPU、インターネット接続
デジタルカメラカード搭載機種も登場

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　シャープ株式会社は、ザウルスの上位バージョン「カラーザウルス」を発表した、発売は6月25日を予定している。
　カラーザウルスはザウルスをマルチメディア方向に大きく拡張したモデルで、単にカラー化されただけにとどまらず、画像、サウンド、通信の各機能が大幅に強化されている。MI-10とMI-10DCの2機種が用意され、相違点はデジタルスチルカメラカードの有無だけである。
　ザウルスシリーズは、93年10月の発売以来、国内90万台、海外17万台を出荷している。カラーザウルスは毎月3万台の出荷を予定しており、在来機種とあわせて96年度は、53万台の国内出荷が予定されている。カラーザウルスの海外への出荷は未定である。
　なお、従来のザウルスシリーズも併売される。

【カラーザウルスの特徴】

• 5インチTFTカラー液晶を搭載。320×240ドット65,536色が表示可能
• ペン操作可能なWWWブラウザを装備。HTML 2.0+バックグラウンドGIF、センタリング、表組（一部）に対応。VGAサイズ(640×480ドット）の画面を縮小表示可能。8/12/16ドットのフォントが用意されており、縮小時でもフォントはよみにくくならない。500KBのキャッシュを備え、オフラインでもキャッシュ内容のブラウズ可能
• デジタルカメラカードをセットするとデジタルスチルカメラになる。画像はMIMEフォーマットのメールで送信可能
• FAXに受信機能が付き、送受信可能になった
• 手書き文字の一括変換が可能に
• 短時間の録音ができる「ボイスメモ機能」。MIMEフォーマットでマルチメディアメールとして送れる
• 32bit RISC CPU採用
• 赤外線通信が従来のASKに加えてIrDAにも対応
• PCMCIA TYPEIIスロットを1個装備
• 主記憶は2MBフラッシュメモリー
• サイズ：175×104×30mm、重量約490g

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[Reported by PC Watch編集部]