8日14時より、米Intel社社長兼CEO Andrew S.Grove氏による「The Connected PC」と題したセミナーが行なわれた。
インターネット接続されたPCの話題が中心で、インテルジャパン社長西岡氏もまじえてインターネット上のコンテンツや、電子会議システムのデモも行なわれた。
内容的にはインターネットの紹介がメインで、インテルのPentiumを載せたPCがそれに最適であるというプレゼンテーションに終始し、とくに新規の技術情報は公開されなかった。
【主な内容】
○パソコンビジネスの現状
パソコンビジネスは拡大をつづけており、年間1億台を間近にしている。
データクエストによれば、Pentiumプロセッサの出荷は順調で、95年第4四半期の日本でのパソコン出荷台数の67.5%はPentiumを搭載していた。
同じ時期に、日本市場へ出荷したPentiumプロセッサの平均クロック数は128MHzであり、これは米欧市場を上回っている。
○The Connected PC
インターネット経由で相互接続されたPCをあらわすキーワード
MMX版Pentium、ビデ会議機能、3Dグラフィックス、DVDプレーヤーなどがキーテクノロジー
○ハイブリッドアプリケーション
インターネット接続のバンド幅の制限を乗り越えるために、CD-ROMなどのストレージとインターネットをうまく併用しているアプリケーション。
[Reported by PC Watch編集部]