マイクロソフト(株)は、同社のWindows NT Server 3.51日本語版に対応したインターネットのWWW用サーバーソフト「Internet Information Server(IIS)」日本語版を5月2日より無償で公開した。すでに、同社のWWWサイトからダウンロード可能になっている。
IISは、Windows NT Server 3.51にインターネットサーバー機能を追加するソフトで、Secure Socket Layer(SSL)、Common Gateway Interface(CGI)などのWWWサーバーに必要な機能を備えるとともに、Internet Server API (ISAPI)や、Windows NT Serverと統合されたセキュリティなど、独自の新機能を提供する。
IISの英語版は、すでに本年2月から無償提供されていたが、日本語版では、WWW、FTPおよびGopherの各サーバーと、WWWブラウザー「Internet Explorer」、データベース接続ユーティリティ「Internet Database Connector」、管理ツールおよびマニュアルがすべて日本語化されている。
パッケージはWindows NT対応のCPUごとにわかれており、Intel、Alpha、MIPS、Power PCの各バージョンが用意されている(各々13~14MB)。また、インテル版のみInternet Explorerが同梱されない縮小バージョン(約3MB)が用意されている。
なお、IISのパッケージ版も用意されており、5月31日より出荷予定。
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「Internet Information Server(IIS)」日本語版をダウンロードする。
[Reported by PC Watch編集部/fumitake@st.rim.or.jp]