アイ・オー、周辺機器の値下がりで業績予想を下方修正

12月12日 発表



 株式会社アイ・オー・データ機器は、平成14年6月期および平成14年通期の業績予想を下方修正した。

 6月期(2001年7月1日~12月31日)の連結売上高は258億8千万円、当期利益が24億8千万円の損失。
 通期(2001年7月1日~2002年6月30日)の連結売上高は558億円、営業利益が21億6千万円の損失、経常利益が22億円の損失、当期利益が31億9千万円の損失としている。当初予想から当期利益で40億円以上の大幅な下方修正となった。

 修正理由については、経済情勢の悪化にくわえ、メモリ、ストレージ製品の販売価格が大幅に下落したことを挙げている。メモリ、ストレージとも売上高で対前年比20%のダウンとしている。また、液晶ディスプレイなどの周辺機器についても、売上は確保しているものの、利益は当初の予想を大幅に下回るとしている。

 アイ・オーでは、収益の改善に向けて、経営改善計画の実施を明らかにしており、既存製品の最適化と新分野の製品開発、国内中心の生産体制から海外拠点への移行、市場動向に即した販売体制、経費の削減などの方策を明らかにしている。

□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.co.jp/
□業績予想の修正に関する告知
http://www.iodata.co.jp/news_rel/200112/gyoseki.htm

(2001年12月13日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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