松下、ワイヤレス通信対応の頑丈ハンドヘルド機

11月22日受注開始

価格:143,000円

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 松下電器産業株式会社は、ワイヤレス通信機能を内蔵した堅牢設計の法人向けハンドヘルドコンピュータ「PRONOTE FG ハンディタイプ CF-P1」を発売する。価格は143,000円。11月22日より受注を開始する。

 CF-P1は、耐衝撃/耐振動/防塵/防滴性を備えたノートPC「PRONOTE FG」シリーズに属するハンドヘルド機。ボディはマグネシウム製で、120cmからの落下、全方向からの水滴などMIL SPEC(米国国防総省の軍事品採用試験)や、JISの防滴、防塵基準をクリアする性能を持つ。

 OSにはWindowsをベースとした企業システムとの親和性を考慮してWindows CE 3.0 Embeddedを採用。その他のソフトウェアは商談案件ごとに異なったものが搭載される。

 CPUはStrong ARM 206MHz、メモリは32MBのSDRAMとFlash ROMを搭載。フロントライト付ディスプレイは1/4インチ、240×320ドット対応の反射型カラーTFT液晶で、昼間の屋外での視認性を確保している。

 ディスプレイは感圧式タッチパネルになっており、ポインティングデバイスを兼ねる。また、本体下部に38キーのミニキーボードを備える。キーボードはバックライトで照明することができる。

 CF Type2スロットとSDメモリーカードスロット(MMC対応)を搭載。CFスロットでGPSユニットやバーコードリーダーを装備できる。そのほかに、赤外線ポート、ステレオミニジャックも備える。

 ワイヤレス通信機能として無線LANまたはH"INを搭載。CFスロットの機器と連携させ、バイク便の動態管理/配車システムや建設現場での図面確認などのソリューションが考えられている。また、松下電器パーソナルコンピュータ事業部の神戸工場では、実際にCF-P1のワイヤレス通信機能とイントラネットを連携させた部品供給管理システムが稼動している。

 電源はリチウムイオンバッテリで、フロントライトONで連続約8時間の動作が可能。充電時間は約3時間。

 本体サイズは98×41×173mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約480g(電池とスタイラスを含む)。

上部のフードでGPSアンテナやバーコードリーダなどを保護する フードをはずしたところ。CFスロットに挿入されたGPSアンテナが見える クレードルが付属する

□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn011120-1/jn011120-1.html

(2001年11月20日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]

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