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西川和久の
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久々に復活となった筆者によるデジタルカメラの使用レポート。といっても普通のレビューではなく、どちらかといえばカメラの用途を考えた実践編……という名のもとの単なるデート写真だ。(笑) レイアウトを含めこれまで本Webではちょっと類を見ないプチ写真集をお届けする。定期化するかどうか!?はアクセス数次第。応援よろしく! |
Photographed by Kazuhisa Nishikawa taken with a OLYMPUS CAMEDIA C-1 Model Mina Araki Mar., 29th, 2001 |
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今回使用したカメラは、OLYMPUS CAMEDIA C-1。131万画素・単焦点のコンパクトカメラだ。セッティングは画質:SQ(640×480ピクセル)、フラッシュ:オフ、ホワイトバランス:オート(一部固定しているカットもある)、露出補正:(あえて)±0、シーンによってマクロモードへ切り替え……という感じで撮影した。全ての写真はノーレタッチ。三脚やレフ板なども一切使っていない。また縦位置のカットはThumbsPlus 4.10(US版)を使いJPEGの再圧縮がかからないLossless回転で縦横変換している。
SQモードで撮影したのは、“Webに掲載”、“同社のTruePic処理による画質向上を期待”、“64MBのSmartMediaで660枚以上撮影できる。つまりノートPCを持ち歩く必要がない”、この3つの理由からだ。特に3番目の理由はお気楽撮影には重要。画素数が640×480ピクセルなので、カードサイズ以上へ印刷するにはちょっと厳しいものの、何点かレイアウトすれば用紙はいくらでも大きくできる。写真日記のように仕上げて渡せば喜ばれるだろう。
撮影した日は3月末というのに激寒&雨。屋内の写真が多くなってしまったが、驚いたのは思った程手ブレしていないことだ。カタログによるとISO感度はオートのみなので、低輝度時はそれなりにゲインアップしているのだろう。このカメラのユーザー層を考えれば納得の仕様といえる。(用途を考えれば正しいものの)逆に困ったのは、レンズバリアーを閉じると毎回フラッシュとホワイトバランスのがオートになってしまうこと。ただフラッシュに関してはレンズバリアーを開けっ放しにしてオートパワーOFFから復帰した時には保持しているため、これで逃げれば何とかなる。ホワイトバランスは毎回セットし直しになるものの、意図的に色を変えたい時以外は通常オートで十分。特に問題になることはない。
そろそろ春本番、こんなお気楽写真にピッタリなデジタルカメラ、それがCAMEDIA C-1ではないだろうか!?