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キヤノン、BJシリーズプリンタに8機種を投入

10月6日から順次発売

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 キヤノン株式会社は、「BJシリーズ」のインクジェットプリンタBJシリーズのデスクトップ製品のラインナップを一新し、10月6日から順次発売する。フラッグシップ機のF870をはじめ、39,800円のF360から、69,800円のF870PD/F6600まで8機種がラインナップされる。

●超写真高画質6色フォトインクモデル

F870 F870PD F860

・10月6日より順次発売
・F870 59,800円
・F870PD 69,800円
・F860 54,800円

 昨年登場したF850は、高解像度とインクドロップの極小化などで、ここ数年差を付けられていた画質でライバルと肩を並べたと評価された。そのF850をベースとしたハイエンドシリーズ。

 F850の後継となる主力機「F870」、PCカードスロットを持ちメモリカードから直接印刷できる「F870PD」、低価格化を図った「F860」の3機種が用意される。共通の新機能は、ヘッドの改良による画質の向上、縁なし写真用紙対応、新インクによる発色/耐光性の向上など。

 なお、F870は10月6日発売だが、F870PDは12月上旬、F860は11月上旬と遅れての発売となる。

●印刷速度を重視した4色フォトインクモデル

S600

・11月上旬 発売
・S600 49,800円

 「S600」は印刷速度を重視した新シリーズ最初のモデル。ノズルの配列を左右対称にした「完全双方向印刷システム」により、色むらやスジなどを発生することなく、高速な双方向印刷を実現したという。印刷速度は過去のBJシリーズ最速で、A4モノクロで15枚/分、カラーで10枚/分としている。また、4色インクながら6色インクに近い高画質を実現したとしており「超写真高画質」を名乗る。

●VAIO専用モデルも用意される中堅モデル

F660 F660V F360

・10月6日 発売
・F660 44,800円
・F660V 46,800円
・F360 39,800円

 昨年のF620/F300をアップデートした中堅モデルは3機種が用意される。「F660」/「F360」はそれぞれ、F620/F300の後継機。基本性能は従来どおりで、変更点は新インクの採用やカラーリングの変更に留まる。画質は前モデル同様「写真高画質」を名乗る。F660のみVAIO Jシリーズとカラーリングを合わせた専用モデル「F660V」が用意される。

 なお、この秋に出荷されるソニー、富士通、コンパックの新機種にはあらかじめBJ F660などのドライバがプリインストールされており、初心者の負担の軽減を図っている。

●A3対応モデルも小改良

F6600

・10月6日 発売
・F6600 69,800円

 A3ノビ対応機種は、昨年のF6100の後継にあたるモデルとして「F6600」が用意される。基本性能はそのままで、カラーリングの変更と新インクの採用が主な改良点。

□キヤノンのホームページ
http://www.canon.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canon-sales.co.jp/pressrelease/2000-10/pr_wbj.html

(2000年10月2日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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