三洋電機株式会社はBURN-Proof対応の12/10/32倍速CD-RWドライブ「CRD-BP3」の製品情報を公開した。内蔵型のベアドライブで、インターフェイスはUltra SCSI。10倍速のCD-RWに対応したのが特徴。出荷については近日発売予定とされており、OEM価格などは未定。

　また、BURN-Proofに関する検証と認定作業を株式会社システムソリューションセンターとちぎ（SSCT）に委託したことも明らかにされた。SSCTは100% Pure Javaなどの認定作業を業務としており、BURN-Proof認定センターを開設して認定作業や認定証の発行を行なう。すでに認定製品リストが公開されており、「SANYO CRD-BP2」、「PLEXTOR PX-W1210TA」、「SANYO CRD-BP900P」が認定されている。

　BURN-Proofは三洋電機が開発した技術で、デコーダーチップの改良により、CD-R書き込み時にバッファーアンダーランエラーが発生しても、データの終止点と次のデータの開始点を繋ぎ目なく記録でき、書き込みの失敗が大幅に軽減する。

■CRD-BP3の主な仕様
・速度：CD-Rライト12倍速/CD-RWリライト10倍速/CD-ROMリード32倍速
・インターフェイス：Ultra SCSI
・バッファサイズ：2MB
・ハーフハイト内蔵タイプ
・CD-ROM/Rアクセスタイム：150 msec
・CD-RWアクセスタイム：160 msec
・外形寸法：148.0×192.4×42.3mm（幅×奥行き×高さ）

□BURN-Proofのホームページ
http://www.burn-proof.com/
□BP3製品情報
http://www.sannet.ne.jp/BURN-Proof/product-j/bp3-j.html
□SSCTのホームページ
http://www.ssct.co.jp/menu.html
□BURN-Proof認定センター開設の告知
http://www.ssct.co.jp/bpcenter/index.html
□関連記事
AKIBA PC Hotline! 「三洋BURN-Proof対応CD-R/RW登場」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000310/hotrev51.htm

(2000年6月5日)

[Reported by date@impress.co.jp]