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プロカメラマン山田久美夫の

富士フイルム、「FinePix S1 Pro」 実写画像


 富士写真フイルムから、340万画素でAPSサイズの大型ハニカムCCDを搭載した、デジタル一眼レフ「FinePix S1 Pro」が正式発表された。コストパフォーマンスを重視して開発されたモデルだけに、ベースモデルは普及タイプに近い「ニコン F60」を採用しているが、基本性能は十分なレベル。撮影間隔は約0.7秒と、通常の撮影でストレスを感じることも少ない。

 今回、ベータ版試作機ながらも、実際に撮影する機会を得たので、早速、実写データをお届けしよう。画質はきわめて良好で、見栄えのするきれいな仕上がりだ。解像度の高さもさることながら、色再現性がよく、階調(グラデーション)も滑らかなため、VGA以下のサムネール程度の画像でも、その美しさを十分に堪能できる。実質的な解像度は、ほぼ同サイズの274万画素CCDを搭載した「ニコン D1」を上回るレベルといえる。

 また、実効感度がISO320以上あり、通常はISO400でも十分実用になる。この感度は「ニコン D1」の2倍、昨日発表された「キヤノン EOS D30」の4倍もあり、使い勝手も上々だ。

 これほどの画質を備えた本格派デジタル一眼レフながらも、375,000円というプライス。まさに、コストパフォーマンスにすぐれた本格派モデルといえる。



【編集部注】製品の仕様については富士写真フイルムのリリースをご覧ください。なお、撮影した本体はベータ版で、特に指定のない画像は3,040×2,016ピクセル、オートホワイトバランスで撮影しています。また、縦位置の画像はサムネールのみ縦位置とし、画像データは回転させていません。

なお、今回はオリジナルデータがあまりに大きなため、画像が把握しやすいようにサムネールが2段階になっています。サムネールをクリックすると640×424ピクセルのやや大きいサムネールが表示されます。実写データをご覧になる場合はさらにクリックしてください。



■屋外撮影


■屋内撮影


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【5月18日】富士フイルム、340万画素一眼レフデジカメ「FinePix S1 Pro」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000518/fujifilm.htm

(2000年5月18日)


■注意■

[Reported by 山田久美夫]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp