写真は国内仕様

　株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、北米仕様のプレイステーション 2（PS2）を発表、10月26日から北米市場で発売する。価格は299ドル。

　同社では、「さらに進化したプレイステーション 2」としており、PCカードインターフェイスの代わりに、新たに機能拡張スペースが設けられるなど国内仕様とは異なる。機能拡張スペースには、HDD等を収納する3.5インチドライブベイと、Ethernetなどのネットワークインターフェイスが搭載できるという。また、DVD-Videoの再生プログラムを本体内にファームウェアとして搭載するため、DVD再生時にメモリーカードを必要としない。そのほかの仕様や、本体サイズ（301×182×78mm、幅×奥行き×高さ）、重さ（2.4kg）は国内仕様と同じ。
　なお、国内仕様は今後も変更する予定はないとしている。

　また、周辺機器は「デュアルショック2」、「専用メモリーカード（8MB）」、「専用マルチタップ」が用意される。価格はいずれも34ドル。

　同時に、同社では国内の需要拡大と、海外への展開に伴うPS2の増産に対応するため、約1,300億円を投資し、0.18μmプロセスに対応した半導体生産能力を高めるという。0.18μmプロセスで製造されたLSIは、6月に投入されるとしている。

□SCEIのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□ニュースリリース（PDF）
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/000511.pdf
□関連記事
【'99年9月13日】「プレイステーション2」DVD-Videoも再生できて39,800円
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(2000年5月11日)

[Reported by taira@impress.co.jp]