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米Microsoft、X-Box担当のRick Thompson副社長が退職

X-Box発表会でのRick Thompson副社長
 米MicrosoftのGames divisionを担当していたRick Thompson副社長が、4月11日付けで退職していたことが明らかになった。Thompson氏はMicrosoftに12年勤務し、マウス/ジョイスティックなどの入力デバイスで成功を収め、Games divisionを担当していた。ここ1年ほどは、X-Boxを担当しており、3月10日の日本での発表にも来日するなどX-Boxの顔として活動していた。

 マイクロソフト広報によれば、退職の理由は個人的な事情とされている。今後は、インターネットポータルサイトの「Go2Net」のCFOに就任する。Thompson氏の後継は未定で、上司にあたるロビー・バック上級副社長がX-Box事業を担当するという。しかし、X-Boxのラウンチという一区切りがついた状態とはいえ、日本でもなじみの深いThompson氏の退職はX-Boxの未来に影響を与える可能性もある。

 また、米本社の副社長に就任したマイクロソフト株式会社の古川会長が、トンプソン氏の後任になる可能性は「ラインが異なるため、ありえない」(マイクロソフト広報)という。

□米Microsoftのホームページ
(4月26日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.microsoft.com/
□Go2Netのニュースリリース(英文)
http://www.go2net.com/corporate/press/2000/04_19.html
□関連記事
【3月10日】マイクロソフト、コンシューマゲーム機「X-Box」を遂に発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000310/xbox.htm

(2000年4月26日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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