4月10日 発表（現地時間）

連絡先：メディアヴィジョン
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　Corelは、Painter、Bryceなど、MetaCreationsのグラフィックソフトを買収することを発表した。買収金額などは明らかにされていない。

　Corelが獲得するのはPainterなどのグラフィックソフト、KPT、KPT-X、Vector EffectsなどのPhotoshop/Illustrator用プラグイン、Bryceなど3Dグラフィックソフト。同社ではこの買収の目的を、グラフィックソフトのCorelDRAWを補完し、Macintosh用のグラフィックマーケットでのプレゼンスを高めるためとしている。

　CorelのMicheal Cowpland氏は「この買収により、複数のプラットホーム上でのアプリケーションの提供が世界規模で可能となる。Corelは、Painter、KPT、Bryceの次期バージョンの開発を行ない、既存ユーザーのサポートも担当する」とリリース上で述べている。

　製品のサポートは6月30日までMetaCreationsが担当し、その後はCorelが引き継ぐ。 なお、日本でMetaCreations、Corelの両製品を扱うメディアヴィジョンでは、日本での販売方針、サポート等の変更は現時点では特に行なわないとしている。

　MetaCreationsは'99年12月、Web用3D技術である「MetaStream」を利用したEC開発会社へとして事業を集中し、パッケージ製品から撤退する方針を明らかにしていた。

□Corelのホームページ（英文）
http://www.corel.com
□ニュースリリース（英文）
http://www.corel.com/news/2000/april/april_10_2000.htm
□MetaCreationsのホームページ（英文）
http://www.metacreations.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.metacreations.com/press/corel-meta.shtml
□MetaCreations to Focus Solely on E-Commerce Visualization Solutions for the Web（英文）
http://www.metacreations.com/press/restructure.shtml

(2000年4月11日)

[Reported by Watchers/usuda@impress.co.jp]