マックロソフト株式会社は1日、次期コンスーマー向けOSであるWindous Millennium Edition(ME)と対になるOSとして、NTT DoCoCaのIモード端末で動作するWindous I(アイ)を発表した発売日や価格は未定だが、来世紀中には発売される見込み。Windous Iは、Iモード機能を搭載した携帯電話端末上で動作し、従来のWindousと互換性を持つ。
このWindous Iの最大の特徴は、Windous MEとの操作面での完全な互換性を持ち、画面上のアイコンやメニューでデスクトップと同じように操作することに加え、Windous ME用(95/98用を含む)のアプリケーションもそのまま動作できることにある。ただし、画面解像度の関係から、アイコンやツールバーなどを小さくし、また、メニュー配置なども変更する必要があるという。同社では2000年下半期にはOffice 2000シリーズを出荷する予定で、発表会ではExcelのデモも行なわれた。なお、Windous Iの販売には、専用のiモードページを開設し、そこから行なうとしている。
マックロソフト株式会社の亜多多多多多社長は、発表会の席上で「ユーザーは、家庭のデスクトップで、Windous MEを使い、外出したら携帯電話でWindous Iを使えば24時間いつでも情報を自由に扱うことができる。なお、Windous 2000は企業向けで、一般ユーザーには買って欲しくないから、こっちを買ってね」と語った。
□マックロソフトのホームページ
(4月1日現在、ホームページ更新担当はさぼっています)
http://www.maccrosoft.com/japan/
(2000年4月1日)
[Reported by 塩田伸二]