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不二捨身フイルム、超小型デジタルカメラを発売

4月1日 発表

標準価格:オープンプライス



 不二捨身フイルム株式会社は、新開発の超小型ハニカム構造のCCDを搭載した超小型デジタルカメラ「OlinPix 30Z」を発表した。価格はオープンプライス。

●ハニカム構造、超小型CCD、光学200倍ズーム搭載「OlinPix 30Z」

 OlinPix 30Zは、本体の超小型化を行なったモデル。CCDの小型化により、周辺装置が簡略化されるほか、全体の消費電力が小さくなるため、小型のボタン電池(LR43)を利用することが可能になったという。

 デザインは、'96年に発表されたDZ-7とよく似ているが、サイズ的にはまったく異なるものになり、重量も300g以上違っている。超小型のため、メモリは内蔵のみだが、RGB32bitの非圧縮形式で最大256枚の撮影が可能。また、起動時間は0.1秒、撮影間隔0.01秒を実現している。30コマ/秒の動画撮影にも対応する。
 OlinPix 30Zに搭載されている「マイクロCCDハニカム」は、同社の子会社「不二フイルム マクロデバイス」が開発、従来のCCDに比べて、面積比で10分の1以下という小型化を達成した。画素数は公開されていないが、32×32ピクセルと推測される。

【主な仕様】
撮像素子     :0.1インチ マイクロCCDハニカム原色フィルタ
レンズ      :スーパーABCフジモン光学200倍ズームレンズ
記録メディア   :内蔵フラッシュメモリ1MB
画像ファイル   :Microsoft Windows ICONファイルフォーマット、非圧縮RGB32bit
撮影枚数     :通常モード  1,368枚(ICONファイルフォーマット)
         :高画質モード  256枚(非圧縮RGB32bitフォーマット)
撮影感度     :ISO200相当
焦点距離     :2mm~400mm(35ミリカメラ換算約12mm~1200mm)
撮影可能範囲   :約1mm~無減塩(マクロ約0.1mm~0.95mm)
フォーカス    :オートフォーカス
シャッタースピード:10秒~1/3,000秒
露出制御     :TTL64分割ダイレクト測光(CCD面からの反射光をリアルタイムに測定)、プログラムAE
バッテリ駆動時間 :10,000時間
本体重量     :約20g(電池含まず)

□不二捨身フイルムのホームページ
http://www.fujishashin.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujishashin.co.jp/release/20000401.htm

(2000年4月1日)

[Reported by デジカメ博士]


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ウォッチ編集部内PC Uocchi担当 pc-uocchi-info@impress.co.jp