米Counting Tabulating Recording(CTR)は、現地時間の1日、同社が申請した「来訪者カウンタ」に関してビジネスモデル特許が成立したことを発表した。
同社広報によれば、特許申請は'30年代の事で、これまで技術的な資料提出などを行なってきたために、成立が遅れていたとしている。この特許は、単にWebサイトへの来訪者だけでなく、人の数を自動で計数する装置全般にわたるものであるという。なお当初は、駅などで通過する人を数えるカウンタとして申請されていた。
このビジネスモデル特許に関しては、「KamenRiderAmazon.com」の「ワンクリックショッピング」の成立をきっかけに問題になっていた。また1つ、広くWeb上で使われている技術に対してビジネスモデル特許が成立したことで、業界に広く波紋を広げそうだ。
□Counting Tabulating Recordingのホームページ(英文)
(4月1日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
www.counting-tabulating-recording.com
(2000年4月1日)
[Reported by 塩田伸二]