サンプル価格:20~30万円
四洋電気株式会社は、高熱にも耐えることができるBurn-Proof対応のCD-RWドライブを開発、4月1日よりサンプル出荷を行なうと発表した。
CD-RWドライブなどでは、CD-RやCD-RWを焼くときの熱により製品劣化が激しく、長時間の運用に適さないという問題があった。また、近傍にあるハードディスクやCPUといった熱源にも影響されることが最近の研究によりわかっている。
同社ではスペースシャトルにも採用された耐熱タイルを採用することで、従来より耐熱性に優れたCD-RWドライブを開発したという。また、内部の熱伝導効率を高めドライブ内の温度を均一にし、ディスクの回転速度を一定にしたため、「ムラなく焼ける」という特徴も持つ。なお、この製品は電子レンジなどを手がける電化事業部で開発されたという。
なお製品には、耐熱ガラス容器およびグラタン皿(4枚セット)が付属する。
(2000年4月1日)
[Reported by 塩田伸二]