株式会社セガ・エンタープライゼスは、2000年度3月期('99年4月1日~2000年3月31日)の業績予想の下方修正を発表し、そのなかで「ドリームキャスト」の販売台数予想を公開した。
それによれば、ドリームキャストの2000年度下期('99年10月1日~2000年3月31日)の販売実績は本体60万台、ソフト430万本と当初計画(110万台、875万本)を大きく下回る。なお、米国、欧州市場では計画を上回る好調が継続しており、ワールドワイドの販売累計は期末で500万台以上としている。うちネットワークに接続されたのは100万台以上という。
計画の未達により、コンシューマ部門の2000年度通期の業績予想は、売上高が1,615億円に、営業損失は396億円に下方修正された。セガ全体(単独)では、売上高2,735億円、経常損失343億円の見込み。
また、同時に株式会社CSKおよびCSK代表取締役会長の大川功氏個人を対象とした第三者割り当てによる新株発行も発表された。これにより、約1,000億円の資金が調達され、インターネット事業を中心に投資を行なうとしている。
□セガ・エンタープライゼスのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□ニュースリリース(下方修正)
http://www.sega.co.jp/sega/corp/news/nr000229_2.html
□ニュースリリース(第三者割り当て)
http://www.sega.co.jp/sega/corp/news/nr000229_3.html
(2000年2月29日)
[Reported by date@impress.co.jp]