プレイステーション2用業務基板はプレイステーション2をベースに開発されたもので、SCEIは基板を開発し各ゲームメーカーに供給。ゲームメーカーは各社が開発する独自のインターフェイス基板とソフトウェアを開発し、業務用ゲーム機器として販売することとなる。
SCEIはリリースで「家庭用、業務用双方のソフトウェア開発を手がけるメーカーにとって、開発効率の向上と業務用ゲーム機器のコスト低減が可能」とし、「各メーカーのソフトウェア開発ノウハウの蓄積はプレイステーションのビジネス拡大だけでなくコンピュータエンタテインメント全体の発展に大きく寄与する」と、プラットフォームの足固めになるとしている。なお、現行プラットフォーム互換となるプレイステーション基板は、これまでに30万枚販売しているという。
今回、基板の供給を受けるゲームメーカーは株式会社ナムコをはじめ、株式会社エス・エヌ・ケイ、株式会社カプコン、コナミ株式会社、株式会社ジャレコ、株式会社タイトー、テクモ株式会社、株式会社ハドソンで、このほかにも供給を希望するメーカーには積極的に対応するという。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/index-s.html
□ニュースリリース(PDF)
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/000224.pdf
(2000年2月28日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]