プレイステーション2の起動画面 (QuickTime形式ムービー6.4MB) |
会場:幕張メッセ 北展示場 9HALL
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が19日、20日の2日間に幕張メッセで開催したプレイステーション2体験展示会「PLAYSTATION FESTIVAL 2000」の来場者数が発表された。来場者は2日間あわせ45,462人で、日曜日の方が多かったという。
19日の土曜日は、10時の開場前にすでに多くのユーザーが列を作り10時の開場と共に会場内になだれ込んだ。入場口では来場者に、10枚のプレイステーション2用体験版が入った黒い袋を配布。体験版のほとんどは会場に出展されていたゲームで、本体と同時発売となる「ストリートファイターEX3(カプコン)」や「drum mania(コナミ)」、「GOLFパラダイス(T&E SOFT)」などの体験版をはじめ、体験版ではないが視点変更が可能な「リッジレーサーV(ナムコ)」や、リアルタイムシミュレーション「決戦(コーエー)」のムービーなど多数が収録されている。なかでも発売日が未定ながら注目されている「グランツーリスモ2000」の体験版が収録されているのがかなり貴重かも。ただし、すべて青色のプレイステーション2用CD-ROMで、DVD-ROMは入っていなかった。
会場では一般日のみオープンしていた展示会限定グッズの販売が行なわれた。“Playstation 2”のロゴが入った暖かそうなブルゾンが5,000円、“it all begines here ...”のロゴが入ったTシャツが2,000円、ピンバッジが1,000円といった具合。これがまぁ、飛ぶように売れること売れること。店員がかなりテキパキと販売していくのに、3列の行列が途絶えることなくできていく。恐るべし、限定グッズ。
今回の展示会でプレイしてみた感想としては、「リッジレーサーV」や「決戦」、「A列車で行こう6」といったソフトの順調な仕上がりはいうまでもないが、“花火パズル”とジャンル分けされた「ファンタビジョン」の美しさ、楽しさが際だっていた。ファンタビジョンのルールは、同じ色の花火を3つキャッチし破裂させるというもの。また2秒以内に次の爆発を起こせば連鎖となる。飛行機などが飛ぶ夜空をバックに、画面いっぱいに連鎖しながら花火が爆発する様はとにかくキレイ。また、花火はすべて物理計算されているので、軌道計算などが妙にリアルな感じだ。
対して同じパズルでも押し寄せてくるブロックを消していく「I.Q REMIX+」は、画面が揺れたりブラーがかかるなどの画面効果が入るため、画面は美しいがゲームとしてはやりづらさを感じた。前作をやりなれたユーザーにとっては気にならないのかもしれないが。
10時の開幕に合わせ、多くのユーザーが会場に吸い込まれていった | 9ホールの外ではこれだけのユーザーが入場待ち | 会場内はメチャ混み。ただし、ゲームによる人口密度の差はしかたがないところ |
一般日にのみ販売されていたブルゾン、Tシャツ、そしてピンバッチ | この会場限定ということもあり、数多くのユーザーが殺到していた | これが会場で配布されたプレイステーション2用体験版。気前よく10枚もある |
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□PLAYSTATION FESTIVAL 2000のページ
http://www.scei.co.jp/event/fes2000/index.html
(2000年2月21日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]