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Windows 2000は企業向けの製品、初心者にお勧めするものではない
~マイクロソフト成毛社長が記者会見で断言

2月18日 開催

 マイクロソフト株式会社はWindows 2000に関する記者会見を開催した。成毛 真社長は「Windows 2000は、時差の関係とはいえ、日本法人がはじまって以来はじめて、世界で一番最初に発売した製品」、「Windows NT以来5年の歳月と5千人を越すエンジニア、2,900万行以上のソースコードが投入された自信作」とWindows 2000発売にこぎつけた喜びを表わした。

 また、成毛社長をはじめ各担当部署の責任者が列席した質疑応答の席で「Windows 2000が、Windows 98の後継と捉えられており、混乱を招いているのではないか」という質問に対し「Windows 2000は完全に企業プラットフォームに向けてワールドワイドに開発された製品である。PCに詳しいユーザーが、そのセキュリティや性能の高さによって使用されることはあるが、コンシューマーに向けた製品ではない」と述べた。また、「Windows 2000はWindows 98の後継OSというのは誤解で、今年中に発売されるMillenniumがWindows 98の後継となる」とした。

 再度の確認に対しても「Windows 2000は、Windows 98の後継ではなく企業向けの製品である。初心者にお勧めするものではない。本日の会見は、このことを広くお知らせするために開いたようなものです」と断言した。また、「詳しいユーザーが初心者から相談を受けた際に、とくにWindows 98からのアップグレードについては、Windows 2000にしないほうがいいよという指示があってもいい」と具体的な状況にまで言及した。

 Windows 2000のクライアント/ワークステーションバージョンである「Windows 2000 Professional」については、明白にコンシューマー市場にも向けたマーケティングが行なわれていた。昨日も深夜のカウントダウン販売の会場では、一番乗りで購入した個人ユーザーに対して成毛社長みずからがお礼の言葉をかける場面もあっただけに、きわめて意外な発言といえる。

 なお、発売当日に発見されたWindows 2000のバグについては「Windows 2000は企業ユーザーの信頼感を勝ち取るために、わかったバグはその日のうちに公開していきたい。バグの告知については今回はWebで行なったが他の方法も検討していきたい」と述べた。


□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□Windows 2000発売ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/021800w2k.htm
□Windows 2000公式サイト
http://www.win2000j.com/

(2000年2月17日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp