標準価格:99,800円
ボディはいわゆるコンパクトカメラタイプ。CCDは、1/1.8インチ337万画素(有効322万画素)原色フィルタ。メディアはスマートメディアで、最大64MBに対応する。また、将来の大容量化に備えたアップグレードサービスも予定している。なお、スマートメディアは付属しない。パソコンとの接続インターフェイスはUSB。
レンズはキヤノン製の光学3倍ズーム(35mm換算:35~105mm)、デジタル2倍ズームで、F2.0~2.5と明るい。自社開発の信号処理チップを搭載し、測光機能の向上、フィルタの2段階化によるノイズの減少などを実現したという。
画像サイズは2,048×1,536/1,024×768ピクセルで、それぞれでファイン/ノーマル/ベーシックの撮影モードが選択できる。撮影間隔は約1秒で、最大8コマまでの連写機能と、15コマ/秒の36画面マルチ連写機能も備える。また、露出の異なる3コマを連続で撮影できるAEB機能も持つ。動画撮影機能と音声録音機能を持ち、動画はMotionJPEGコーデックのAVI形式で最大300秒(160×120ピクセル)、音声はWAVE形式で連続約4時間(64MBメディア使用時)の記録ができる。
外部ストロボ用X接点端子を備えるほか、汎用52mmフィルタが利用可能なアダプタリング(オプション、2,500円)も用意される。
【主な仕様】
・CCD:1/1.8インチ総画素337万画素CCD原色フィルタ
・レンズ:光学3倍ズーム(35mm換算:35~105mm相当)、デジタル2倍ズーム
・シャッタースピード:1/1,000~8秒
・撮影距離:約80cm~(マクロ時:約9cm~)
・撮影感度:ISO100/200/400相当
・露出:プログラムAE、絞り優先AE(Av)、シャッター速度優先AE(Tv)
・露出補正:±1.5EV(0.3EVステップ)
・ホワイトバランス:オート、マニュアル(Av/Tv時4ポジション切り替え可)
・動画撮影機能:160×120ピクセルBASICモード時 約300秒
320×240ピクセルFINEモード時 約60秒
・液晶モニタ:1.8インチポリシリコンTFT
・記録媒体:スマートメディア(最大64MB対応)
・インターフェース:USB、ビデオ出力
・電源:リチウムイオンバッテリ
・サイズ:116×62×76mm(幅×奥行き×高さ)
・重量:約360g(本体のみ)
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2000_02/pr_j0901.htm
□関連記事
2000 International CES プロカメラマン山田久美夫のデジタルカメラレポート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000112/ces08.htm
(2000年2月9日)
[Reported by taira@impress.co.jp]