価格:8,800円
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「NOX」開発者のJohn Hight氏 |
「NOX」は俯瞰視点を採用したアクション性の強いロールプレイングゲームで、「Diablo」をイメージするとわかりやすい。ただ、「NOX」では扉の影など視界の裏にあたる部分は暗くなって見えない“True Sight”というシステムが採用されている点が新しい。
異世界につれてこられたジャック・モーワー(プレーヤー)が救世主として世界を救うソロプレイモードの他、WESTWOOD ONLINE(アカウントは無料発行)を通じたインターネット対戦も用意されている。ソロプレイでは、ウォリアー(戦士)、コンジュラー(魔物を召還できる)、ウィザード(魔法使い)の3種類のキャラクタから選択することになる。選んだ職業によってストーリーが異なり、1度クリアしても違ったストーリーを楽しめる。ちなみに、1つの職業をクリアするのにだいたい60時間から80時間を要するという。
マルチプレイモードは、一番多く敵を倒したものが勝ちとなる“闘技場”のほか、旗取り合戦の“フラグ争奪戦”、最後まで生き残った人が勝ちとなる“デスマッチ”など5種類が用意されている。一度にマルチプレイに参加できるのは16人まで。
発売に先駆け1月27日には、同作品のエグゼクティブ プロデューサーJohn Hight氏が来日。同氏はNOXについて「今回の作品はインターフェイスに気を配っている。直感的に操作できて自由度の高いものをずいぶんと研究した。WESTWOOD STUDIOがはじめて日本語ローカライズまで担当した作品なので、ぜひ日本のプレーヤーにも楽しんで欲しい」と語った。
「NOX」を制作したWESTWOOD STUDIOは、世界的に大ヒットを記録したリアルタイムシミュレーション「Command & Conquer」シリーズを制作したことで知られるゲーム制作会社で、アメリカのゲーム関連の展示会などで「NOX」が公開されて以来、話題を集めていた。
(2000年2月1日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]