1月28日 発表
日本電気株式会社(NEC)と、三菱電機株式会社は、ディスプレイモニタ事業を統合した合弁会社の設立を発表した。両社は'99年9月に世界的なCRT需要の増大や、液晶などの技術革新の激しさを理由に事業統合を発表していた。
新会社の名称は「NEC三菱電機ビジュアルシステムズ株式会社」で、資本金は両社の折半出資で10億円(授権資本40億円)。社長には現NEC専務取締役の高山由氏が、副社長には現三菱電機常務取締役の山崎宣典氏が就任する。この統合により、開発効率の向上と、ローエンドからハイエンドまでのランナップの充実、事業機能統合による経費の削減などが実現できるとしている。同社は4月より本格的な統合事業活動を開始、平成12年度の売上高は2,000億円を予定している。
開発は三菱電機長崎事業所及びNEC湘南テクニカルセンターで行ない、生産は長崎、長野、メキシコ、中国、マレーシアの各拠点で行なう。なお、販売はNEC、三菱電機両社の販売ルートを使用する。
□三菱電機のホームページ
http://www.melco.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2000/0128.htm
□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0001/2802.html
□関連記事
【'99年9月24日】三菱電機とNEC、ディスプレイモニタ事業を統合
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990924/melnec.htm
(2000年1月31日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]