1月19日 開催
1,000個ロット時単価:
モバイルPentium III 650MHz 67,480円
〃 600MHz 44,810円
低電圧版 モバイルPentium III 500MHz 31,140円
インテル株式会社は、SpeedStepテクノロジ対応モバイルPentium III(以下SpeedStep Pentium III)の発表会を都内のホテルで行なった。発表内容は米Intelと同様で、SpeedStep Pentium III 650/600MHzと、低電圧版の500MHzの3製品。国内での1,000個ロット時の単価はそれぞれ67,480円、44,810円、31,140円。
また、SpeedStep Pentium IIIのクロックの向上については「継続的な性能向上が行なわれる」と述べるに留まったが、質疑応答の際に「クロックが向上する場合には、ACモードとバッテリモードの2つのクロックは並行して上昇するだろう」と、バッテリ駆動時のクロック向上の可能性が述べられた。
【電圧を示したグラフ】 | 【電圧とパフォーマンスの関係】バッテリに切り替えた際に段がついている |
デモンストレーションでは、動画再生中のノートPCのACアダプタを何度も抜き差しし、ACモードとバッテリモードが自由に遷移できることを示した。具体的なアプリケーションについてはVRMLベースの3Dショッピングモールなどがデモされたが、目新しいものではなかった。
なお、最後に2000年の展望として、Bluetoothによるワイヤレス接続について言及し、「2003年には90%のモバイルPCがBluetoothを搭載し、場所を選ばずにインターネット接続が行なわれるだろう」という見通しを語った。
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2000/000119.htm
(2000年1月19日)
[Reported by date@impress.co.jp]