PRESARIO 2000シリーズ |
連絡先:プレサリオ サポートセンター
Tel.0120-099-589
コンパックコンピュータ株式会社は、デスクトップPC「PRESARIO 229x」シリーズの本体HDDおよび「Quick Restore CD」にウイルスが混入されていたことを確認した。発見されたウイルスは「PE W95 CIH V1.2」(チェルノブイリ・ウイルス)で、SiSのビデオ一体型チップセット「SiS559x」のビデオドライバに混入している。
コンパックでは「特定の操作により解凍しない限りウイルスとして機能はせず、通常の使用においては悪影響を与えない」としているが、手動によるドライバソフトの解凍を行なって感染したと思われる例もあり厳重な注意が必要だ。
対象となる機種はPRESARIO 2290/2294/2295/2296/2297/2298/2299で、総数は約3万台におよぶ。コンパックコンピュータではウイルスを含まない「Quick Restore CD」とHDD内のファイルを置き換えるためのCDを準備中で1月下旬より発送の予定。該当するユーザーはプレサリオサポートセンターまで連絡するよう呼びかけている。
コンパックによれば、「PRESARIOのQuick Restore CDは、アプリケーションソフトなどを単体で抜き出されないように特殊な圧縮を2重にかけているため通常のウイルスチェックにはかからなかった。ユーザーから約4件の通知を受けて調査した結果確認できた」という。また、「SiSから提供されたドライバが感染していた。製造工程でウイルスチェックを3回行なっているが、圧縮の問題もあって発見できなかった」としている。
□コンパックコンピュータのホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ウイルス混入の告知
http://www.compaq.co.jp/athome/presario/pre_v.html
□製品情報
http://www.compaq.co.jp/athome/presario/index.html
(2000年1月13日)
[Reported by date@impress.co.jp]