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NVIDIA、ワークステーション向けミドルレンジGPU
~一部モデルでSLI構成での仮想化に対応

Quadro FX 3800

3月25日(現地時間)発表



 米NVIDIAは25日、ワークステーション向けミドルレンジGPU「Quadro FX 3800」など4モデルと、2D向けの「Quadro NVS 295」を発表した。

 価格は、Quadro FX 3800が899ドル、同1800が599ドル、同580が149ドル、同380が99ドル、Quadro NVS 295が100ドル。

 コアアーキテクチャはFX 3800がGT200で、192SP、256bit接続のビデオメモリを1GB搭載。FX 1800/580/380はG92ベースで、それぞれ64SP/192bit 768MB、32SP/128bit 512MB、16SP/128bit 256MBを搭載する。

 今回、Quadro FX 3800および既存の同4800/5800において、同社が「SLI Multi-OS」と呼ぶ、仮想化環境でのデュアルビデオカード構成が可能となった。これは厳密にはSLI構成ではない(SLIコネクタ不要)のだが、2枚あるビデオカードの片方をホストOS、残りをゲストOSに割り当て、いずれもGPUのアクセラレーションを完全に活用できる。

 対応OSは、Windows 2000/XP/Vista/7とLinux(64bit含む)で、Windows、Linuxともホスト/ゲストにできる。仮想化についてはParallels Workstationのものを利用している。

□NVIDIAのホームページ(英文)
http://www.nvidia.com/
□関連記事
【2008年11月11日】エルザ、4GBメモリ搭載のWS向けビデオカード「Quadro FX 5800」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1111/elsa.htm

(2009年3月26日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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