IBM、任天堂「Wii」用CPUが5,000万出荷を突破
米IBMは13日(現地時間)、任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」に搭載されるCPU「Broadway」を5,000万個出荷したと発表した。3月11日には、AMDからATIのGPU「Hollywood」が5,000万個を出荷したと発表されている。任天堂の決算資料によると、2008年12月31日時点でのWiiの出荷台数は4,496万台。 IBMのBroadwayは、PowerアーキテクチャをベースにWii用に設計されたカスタムCPU。製造は米国イーストフィッシュキルのIBMファブで行なわれており、SOI(Silicon-on-Insulator)技術を用いて、性能を高めながら消費電力を抑えている。 任天堂 代表取締役専務・統合開発本部の竹田玄洋本部長は、「IBMのPowerアーキテクチャは、Wiiの独特なデザインを実現するカスタムCPUの開発が行なえる柔軟なプラットフォームを提供しています。また、Wiiの伸びていく需要に対するサポートにおいても、IBMはCPUにおける貴重なパートナーであり続けています」とリリース中で述べている。 □IBMのホームページ(英文) (2009年3月16日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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