Studio xps 16

1月27日 発売

　デル株式会社は、コンシューマ向けの新ブランドとなる「Studio xps」シリーズ2製品を1月27日より発売する。

　Studio xpsは、同社コンシューマ製品としてもっともハイエンドに位置づけられるブランド。今回の2製品はDLNAに対応するほか、16:9の液晶やHDMIを搭載するなどAV志向の製品。

　また、DisplayPort、eSATAなど新規格のインターフェイスも採用。さらに、2人で同時にヘッドフォンを利用して音楽を楽しめるよう、ヘッドフォン出力が2個あるのもユニークな特徴。

　デザインは、ブラックとシルバーを基調とし、全般的に光沢を持たせているが、天板のヒンジに近い部分に本革の装飾を施し、高級感を演出している。このほか、 キーボードはバックライト対応で、光学ドライブはスロットローディングを採用するなど、従来製品と一線を画したデザインとなっている。

　ソフトウェア面では、CyberLinkの「Remote Media」というソフトによりサーバー機能を含むDLNAに対応するほか、DVDのフルHDアップコンバート機能や、デル独自のランチャーソフト「Dell Dock」を搭載。また、内蔵のWebカメラを使った顔認識によるログオンにも対応する。

Studio xps 13	天板下部には本革の装飾
D-Sub15ピン、HDMIに加え、DisplayPortも装備	キーボードやホットキーなどには白いバックライトが内蔵

　Studio xps 16の最小構成は、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリ2GB(DDR3、最大8GB)、HDD 160GB、Mobility Radeon HD 3670(512MB)、1,280×720ドット表示対応16型液晶ディスプレイ、DVDスーパーマルチドライブ、Intel PM45 Expressチップセット、Windows Vista Home Premiumなどを搭載し、価格は139,980円。

　オプションで、メモリ8GBや、Windows Vista 64bit、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応液晶、SSD 128GB、Blu-ray Discドライブなどを選択可能。フルHD液晶は、従来機の物(WUXGA)と比べ、色再現性がNTSC比45%から100%に、輝度が200cd/平方mから300cd/平方mに、左右の視野角が120度から130度に、応答速度が25msから8msに向上している。

　インターフェイスは、USB 2.0×2、USB/eSATA兼用ポート、ExpressCard/54スロット、IEEE 1394、8-in-1カードスロット、Gigabit Ethernet、HDMI、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Webカメラなどを備える。また、サブウーファーを内蔵する。本体サイズは385×255×24.1～34mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.91kg。

　Studio xps 13の最小構成は、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、メモリ2GB(DDR3、最大4GB)、HDD 160GB、1,366×768ドット表示対応13.3型液晶ディスプレイ(CCFL)、DVDスーパーマルチドライブ、NVIDIA MCP79チップセット(ビデオ機能内蔵)、Windows Vista Home Premiumなどを搭載し、価格は119,980円。

　　オプションで、Windows Vista 64bit、LEDバックライト付き1,366×768ドット表示対応13.3型液晶、SSD 128GB、GeForce 9500M(256MB)などを選択可能。GeForce 9500M搭載時は、Hybrid PowerおよびGeForce Boostに対応する。

　インターフェイスは、USB 2.0、USB/eSATA兼用ポート、ExpressCard/54スロット、IEEE 1394、8-in-1カードスロット、Gigabit Ethernet、HDMI、DisplayPort、ミニD-Sub15ピン、Webカメラなどを備える。本体サイズは319×236×22.5～34.3mm(同)、重量は2.2kg。

□デルのホームページ
http://www.dell.co.jp/
□ニュースリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2009/090126?c=jp&l=ja&s=corp

(2009年1月26日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]