ソニー、封筒サイズの“ポケットスタイルPC”
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VAIO type P |
1月16日より順次発売
価格:オープンプライス
ソニーは、封筒サイズの超小型ノートPC「VAIO type P」を1月16日より順次発売する。価格はオープンプライス。
ラインナップは、FOMAハイスピード対応ワイヤレスWAN(GPS内蔵)を搭載する「VGN-P80H」(2月中旬発売)、ワンセグチューナを搭載する「VGN-P70H」(1月16日発売)の2機種で、店頭予想価格はいずれも10万円前後の見込み。本体色はVGN-P80Hがクリスタルホワイトの1色、VGN-P70Hがクリスタルホワイト、ガーネットレッド、ペリドットグリーンの3色が用意される。
クリスタルホワイト | ガーネットレッド | ペリドットグリーン |
本体サイズが約245×120×19.8mm(幅×奥行き×高さ)と、長形3号の定形封筒(235×120mm)とほぼ同じフットプリントを実現した製品。同社は「ポケットスタイルPC」と称している。重量はVGN-P80Hが約636g、VGN-P70Hが約634g。
この本体に合わせた専用のキーボード、ポインティングデバイス、液晶ディスプレイを採用。キーボードは小型ながらキーピッチは約16.5mm、キーストロークは約1.2mmを確保した。ポインティングデバイスはキーボードの「G」「H」「B」の間にスティック式を搭載する。ディスプレイは横長の「8型ウルトラワイド」で、解像度は1,600×768ドット。この横長のディスプレイに、ウィンドウを横並びで表示させる専用ボタンを装備する。
IntelのMenlowプラットフォームを採用。CPUはAtom Z520(1.33GHz)、チップセットにIntelシステムコントローラハブ(US15W)を搭載し、チップセット内蔵ビデオ機能で動画の再生支援が行なえる。
主な仕様は、Atom Z520、メモリ2GB(オンボード、最大値)、HDD 60GB、1,600×768ドット表示対応8型ウルトラワイド液晶、OSにWindows Vista Home Basicと、独自のインスタントOSを搭載。インターフェイスはUSB 2.0×2、SDカード/MMCスロット、メモリースティックデュオ(PRO-HG)スロット、IEEE 802.11b/g/nドラフト無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、31万画素Webカメラ、ステレオミニジャックを装備。オプションでミニD-Sub15ピン(アナログRGB出力)、Ethernetを追加できるアダプタが用意される。
バッテリ駆動時間は約4.5時間、オプションの大容量バッテリでは約9時間。
オニキスブラック |
カスタマイズ可能なVAIOオーナーメードモデルの直販価格は最小構成で79,800円。カスタマイズで上位CPUや、128GB/64GBのSSD、OS、英語キーボード、本体色オニキスブラックなどを選択できるほか、ノイズキャンセリングヘッドフォンを追加できる。カスタマイズモデルは最軽量時で約588gとなる。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2009/products_0108.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/P/
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(2009年1月8日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]