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カシオ、縦位置でテキストが読める電子辞書「XD-SF6200」
~手書き入力対応、100コンテンツ搭載

XD-SF6200(ブラック)

1月23日 発売

価格:オープンプライス



 カシオ計算機株式会社は、一部コンテンツやPCから転送したテキストファイルを、本体を縦位置にして表示できる電子辞書「エクスワード XD-SF6200」を1月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後の見込み。

 XD-SF6200は、新たに本体の傾きを検知するアクションセンサーを内蔵した電子辞書。内蔵コンテンツの「朗読国語名作集」と「百人一首」、そしてPCからUSB転送したテキストファイルを表示中に、本体を縦方向に傾けることで、縦書き表示ができる。カシオではこれを「ブックスタイル表示」と称している。ブックスタイル表示は、通常の縦書き表示よりも、1行の文字数が増えるため、小説や短歌などの表示に向いている。ブックスタイル表示中は、本体を傾けることでページ送りも行なえる。

 また、アクションセンサーの機能を利用した、いくつかの機能が盛り込まれている。たとえば、暗記カードの表示時に、左右に傾けることでカードめくりを行なったり、旅行会話集の例文を表示している際に、本体を相手側に傾けることで上下を逆にして、相手に読みやすく表示するなどの機能が実現されている。

右の単なる縦書き表示に比べ、左のブックスタイル表示では1行の文字数が多く読みやすくなる

 また、メインの液晶パネル右脇に「クイックパレット」が設置され、ペンによる操作時によく使う機能がボタンとして用意される。これにより、キーボード操作との併用が減り、ペンだけで操作できる範囲が広がった。また、ブックスタイル表示時には、クイックパレットが右手親指で操作できる位置にあるため、ページ送りなどに利用できる。

 これ以外にも、国語/英語/生活実用/情報など、100コンテンツ以上を搭載。メインパネルと手書きパネルの両方で漢字を手書き検索できる「ツインタッチパネル」、microSDカードによる別コンテンツ追加やテキストデータ保存、衝撃に強い「タフコット」ボディなど、同社の電子辞書の特徴である機能を網羅している。

右からシャンパンゴールド、ホワイト、レッド

 本体色はシャンパンゴールド/ブラック/ホワイト/レッドの4色。液晶は480×320ドット5型で、クイックパレット部分を含むタッチパネル面積は5.3型となる。

 電源は単四アルカリ乾電池2本に加え、今回から三洋電機のニッケル水素充電池「エネループ」に正式対応した。駆動時間はアルカリ電池で約130時間、エネループ使用時で約90時間。

 本体サイズは、146.0×102.0×15.5~19.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約280g(電池込み)。

 なお、ブックスタイル表示に対応した姉妹機として、コンテンツ内容の異なる高校生モデル「XD-SF4800」(1月23日から順次発売、店頭予想価格35,000円前後)も用意される。また、中学/高校対応の「XD-SF2500」(2月13日発売、同30,000円前後)、中国語モデル「XD-SF7300」(1月27日発売、40,000円前後)も用意されるが、こちらは朗読国語名作集を搭載していない。

□カシオ計算機のホームページ
http://www.casio.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2009/xd-sf4800.html
□XD-SF6200製品情報
http://casio.jp/exword/products/XD-SF6200/

(2009年1月7日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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