NEC、タッチパッドで手書きできるA4ノート「LaVie L」
12月25日 発売 価格:オープンプライス NECは、15.4型ノートPC「LaVie L」の新モデルを12月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は175,000円前後の見込み。 仕様は同一で、カラーバリエーションとしてスパークリングホワイト「LL750/SG」、スパークリングピンク「LL750/SG6P」、スパークリングブラック「LL750/SG6B」、スパークリングレッド「LL750/SG6R」の4色が用意される。さらに、直販モデルではプレミアムパールシルバーも選択できる。 LaVie Lはこれまで、スタンダードタイプ、アドバンストタイプと分かれていたが、新モデルではこの表記を無くし、LaVie Lで統一した。デザインは天板やパームレスト部分にガラスの粒子をちりばめた塗料を使い、色や光沢が見る角度によって変化する。この本体色に合わせたレーザーマウスが付属するが、レッドのみブラックのマウスとなる。
新機能として、タッチパッドの「手書きでお助けパッド」を追加。左右クリックのボタンを同時に押すと独自ソフトが起動し、タッチパッド上で指で文字を書いて入力できる。IMEに搭載されている手書き入力では、マウスの左クリックを押しながら描く動作が必要だが、手書きでお助けパッドでは、指でなぞるだけで軌跡が描かれ、文字が認識される。これはOSの機能を使っているため、ATOKなどのサードパーティ製IMEでも利用できる。 また、タッチパッドにジェスチャー機能を搭載。例えばスクロール機能では、通常、右端を上下に動かすとスクロールできるが、これまでは長い文章やWebページでは指の移動が煩雑になっていた。新モデルでは、右端を上から下へなぞった後、そのまま指を中央で回すと、スクロール動作が継続される。加えて、左端の上下動作でアイコンや画像の拡大/縮小が可能になった。 このほか、デジカメ用ソフトの「SmartPhoto」に、写真の入ったメモリカードを挿入すると自動でスライドショーが開始される「ぱっと観スライドショー」機能を追加。さらに、ビデオ編集ソフト「DVD Movie Writer for NEC」がAVCHDの編集に対応した。
スペック面では、プラットフォームをCentrino2に刷新し、メモリ/HDD容量、ディスプレイの色領域をNTSC比72%に強化した。主な仕様は、Core 2 Duo P8600(2.40GHz)、メモリ4GB、HDD 320GB、Intel GM45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、1,280×800ドット表示対応15.4型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載。 インターフェイスはUSB 2.0×4(本体左側のポートは電源OFF時の充電に対応)、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、ExpressCard/54スロット、SDカード(SDHC)/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Card対応スロット、FeliCaポート、音声入出力などを備える。 バッテリ駆動時間は約1.2時間。本体サイズは362×266×38.1~39.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.9kg。 □NECのホームページ (2008年12月22日) [Reported by yamada-k@impress.co.jp]
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