11月24日　発表

　米Intelと米Micronは24日、ジョイントベンチャーのIM Flash Technologies(以下IMFT)の34nmプロセスで、32GbitのMLC NANDフラッシュの量産を行なうと発表した。IMFTは従来の計画よりも先行し、今年の終わりまでにLehiの設備の50%を34nmへと移行させる。

　300mmウェハで製造。チップサイズは172平方mmで親指の爪よりも小さくなり、デジカメや携帯プレーヤーなどの小型のデバイスで高密度のフラッシュメモリを高コスト効率で利用可能にする。加えてSSDも高コスト効率で、容量を飛躍的に増加させることができるとしている。

　またIMFTは2009年の早い時期に、34nmで32Gbit未満のMLCとSLCのサンプル出荷を計画している。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□Micronのホームページ(英文)
http://www.micron.com/
□プレスリリース(英文)
http://www.micron.com/about/news/pressrelease.aspx?id=92181CC7EFA2B68E
□IM Flash Technologiesのホームページ(英文)
http://www.imftech.com/

(2008年11月25日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]