アイ・オー、「LANDISK Home」のWebアクセス追加アップデート
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「HDL-GS」シリーズ |
11月19日 公開
株式会社アイ・オー・データ機器は、ネットワークHDD「LANDISK Home」シリーズに「リモートリンク」機能を追加するアップデートを公開した。対応機種はHDD 1台の「HDL-GS」シリーズ。2ドライブの「HDL2-G」シリーズは12月上旬、4ドライブの「HDL4-G」シリーズは12月中旬に順次アップデートを公開予定。
Remote Linkは、インターネット経由で家庭内のLANDISK Homeにアクセスする機能。これにより、ファイルのアップロード/ダウンロード、リモートでのDLNA機器へのアクセス、Webサーバーの3つの機能が追加される。
ファイルとDLNA機器へのアクセスは、同社が運営する無料のダイナミックDNSサービス「iobb.net」を使って実現しているため、ユーザー登録が必要。機能追加のファームウェアを適用すると、LANDISK Homeの設定項目に「リモートリンク」が追加され、ファイルアクセスの「リモートアクセス」、DLNAアクセスの「ホームメディアリンク」の設定が行なえる。また、「マイウェブサーバー」の設定も追加される。
リモートアクセスは、Webブラウザから専用のJavaアプリケーションを起動させ、ファイルのアップロード/ダウンロードが行なえる。対応OSはWindowsおよびMac OSで、保証外だがJavaが動作するそのほかのOSでも使用できる。
ホームメディアリンクは、ダウンロード提供される専用の接続アプリケーション「Home media link クライアント」から行なう。iobb.netのホスト名とLANDISK HomeのユーザーID/パスワードを入力して接続すると、LANDISK Homeのネットワーク内にあるDLNA機器にアクセスできる。
独自機能としてメディアを中継するような動作も可能で、LANDISK Homeのネットワーク内と、クライアント側のネットワーク内にあるDLNA機器同士を遠隔地から接続できる。また、デジオンの「DiXiMメディアクライアント2」も無償ダウンロード提供され、Home media link クライアントをインストールしたPCでDLNA機器とのリモート接続も行なえる。
マイウェブサーバーは、簡易Webサーバーの機能で、指定したフォルダをWebに公開できる。ユーザーID/パスワードによるアクセス制限に対応する。
ファイルのダウンロード/アップロードが可能な専用のJavaアプリケーション(Mac) | Home media link クライアントの画面。このクライアントで遠隔地のLANDISK Homeと接続してDLNA機器にアクセスできる | DLNA機器の一覧を表示した状態 |
□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2008/11/hdl-gs_rl.htm
□関連記事
【2007年11月21日】アイ・オー、1ドライブ/低価格化した家庭向けNAS
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1121/iodata.htm
(2008年11月19日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]