SanDisk、SSDのランダムライト性能を最大100倍向上させる技術11月5日(現地時間)発表 米SanDiskは5日(現地時間)、WinHEC会場において、SSD向けのフラッシュメモリ用ファイル管理システム「ExtremeFFS」を発表した。 ExtremeFFSでは、ページベースのアルゴリズムで動作し、データの物理位置と論理位置とを固定させる必要がない。また、1セクタ分のデータを書き込む際は、もっとも便利で効率的な場所に保存する。これにより、SSDのランダムライト性能を最大100倍にまで向上させ、同時に耐久性能も向上するという。 このほか同技術では、1つ1つのNANDチャネルが独立して、書き込みや読み込みを行なえる非ブロッキングアーキテクチャや、ユーザーの行動パターンを学習してデータの配置を行なう技術を盛り込んでいる。この技術を搭載した製品は2009年に出荷される見込み。 また、同社はSSDとHDDの性能を比較する指標である「vRPM」や、寿命の指標である「LDE」も発表している。 □SanDiskのホームページ(英文) (2008年11月6日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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