東芝、SanDiskとの共同生産施設の一部を取得10月20日 発表 株式会社東芝は20日、NAND型フラッシュメモリの生産体制強化を目的に、四日市工場における生産体制の一部を見直すと発表した。 これまで四日市工場にある第3/第4製造棟では、米SanDiskとの製造合弁会社であるフラッシュパートナーズ有限会社、フラッシュアライアンス有限会社を通じて共同生産を行なっており、SanDiskとの折半出資で運営を行なっていた。今回、この生産設備の30%を東芝が買い取り、単独で運営することとなった。詳細については今後、両社で協議するとしている。 残りの70%は引き続き東芝とSanDiskの合弁会社形式で共同生産し、生産能力を両社で均分。これに伴い、東芝は生産能力を全体の50%から約3割増加させることができ、生産能力拡大による売り上げ増加を目指す。 NANDフラッシュは携帯電話やノートPC、およびサーバー向けSSD市場を中心に、今後年平均2倍以上の伸長が見込んでいるという。東芝はこの市場の伸びに対応する生産能力を、新規設備購入に比べて安価で、かつすみやかに確保できるとしている。 □東芝のホームページ (2008年10月20日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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