Micron、メモリ価格下落で2008年度は16億ドルの赤字10月1日(現地時間) 発表 米Micron Technologyは1日(現地時間)、2008年度第4四半期(6月~8月)および2008年度通期の決算を発表した。 これによると、第4四半期の売上高は14億4,900万ドル、純損失は3億4,400万ドル、1株当たりの損失は0.45ドルとなった。通期の売上高は58億4,100万ドル、純損失は16億1,900万ドル、1株あたりの損失は2.1ドルとなった。 通期での売上高は2007年度の56億ドル8,800万ドルから微増となったが、純損失は3億2,000万ドルから大幅に拡大する結果となった。 同社は、第4四半期の棚卸資産評価の減少、および第2四半期の営業権帳消し、NANDフラッシュの価格調整がなければ、通期での純損失を10億2,100万ドルに抑えられたと予測している。 リリース中で同社のSteve Appleton CEOは、「グローバルなメモリ市場は供給過剰および厳しい価格低下を続けています。市場で競争する私たちにとって挑戦的な期間が続いています」とコメント。製造コストの圧縮や、取締役向けの給与補償を20%縮小するなどの施策により、競争力向上や経営継続に努めるとしている。 □Micro Technologyのホームページ(英文) (2008年10月2日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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