パナソニック、Let'snote初の14.1型ワイド
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Let'snote F8 |
10月17日 発売
価格:オープンプライス
パナソニックは、モバイルノートPC「Let'snote」で初めてワイド液晶ディスプレイを搭載した新シリーズ「Let'snote F8」(CF-F8)を10月17日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29万円前後の見込み。
Let'snoteシリーズとして初のワイド液晶を搭載する新モデル。ディスプレイ解像度は1,440×900ドット表示対応で、サイズは14.1型ワイドを採用した。また、筐体の熱設計に余裕があるため、通常電圧版のCPUを搭載し、これまでのシリーズよりも性能を向上させている。Intelの最新プラットフォームのCentrino2に準拠する。
大型の筐体ながら、Let'snoteシリーズの軽量、頑丈設計を踏襲。光学ドライブは50.5gと軽量のシェルドライブを新たに開発し、フレーム強度を高めながら約0.2mm厚を実現した薄型の液晶パネル、約0.6mm厚のマグネシウム合金を使ったボディ、軽量のCPUファンなどを採用し、重量は約1.63kgを実現。さらに、これまでのシリーズと同等の76cm落下、キーボード全面防滴、100kgf加圧に耐える頑丈設計を達成した。
モバイルPCとして重要なポイントの可搬性も重視し、タッチパッドの下側に片手で持ち運べるよう、収納式のハンドルを搭載。同社のハンドル付き頑丈ノート「TOUGHBOOK」のノウハウを活かし、TOUGHBOOKと同等の強度を持ちながら、軽量さも両立させたという。
本体手前に収納式のハンドルを装備 | 持つところは緩やかなカーブの形状で、片手でも持ち運べる軽量さと頑丈さを両立 |
主な仕様は、CPUにCore 2 Duo SP9300(2.26GHz)、メモリ2GB(最大3GB)、HDD 160GB、チップセットにIntel GS45 Express(ビデオ機能内蔵)、DVDスーパーマルチドライブ、14.1型ワイド液晶、OSにWindows Vista Business(XPダウングレード権含む)、Office Personal 2007を搭載。
インターフェイスはUSB 2.0×3、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、モデム、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。オプションのミニポートリプリケーターには、DisplayPort出力を装備する。
バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズは326×251×25.5~48.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.63kg
□パナソニックのホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080925-1/jn080925-1.html
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080925-2/jn080925-2.html
□製品情報
http://panasonic.jp/pc/products/f8e/
(2008年9月25日)
[Reported by yamada-k@impress.co.jp]