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ガートナー、今年のミニノート出荷は520万台と予想
~2012年には2,600万台の可能性も

ミニノートの代表例ASUSTeK「Eee PC 4G-X」

8月28日 公開



 ガートナー・ジャパンは28日、ミニノートの出荷実績に関するレポートを公開した。このレポートの英語版は8月12日公開されている。

 レポートによれば、ミニノートブックの世界全体の出荷実績は2008年中に520万台に達し、2009年には800万台に達する見通しとしている。以後も拡大を続け、2012年には2,800万台、もっとも良い場合には5,000万台にも上るとしている。

 また、従来のノートPCとミニノートとの機能や性能の差は大きく、2008年から2009年にかけて、ミニノート市場の拡大が従来のノートPCに影響を及ぼすことはないとしている。しかし、2010年以降、ミニノートが一部のローエンドモバイルパソコンの市場を侵食する可能性はあるとしており、2011年以降はビジネスPC市場の底上げにつながる可能性もあるとしている。

 ガートナーはミニノートを5~10型の画面を持つ、モバイルコンピューティングデバイスと定義しており、一般的にはネットブック、UMPCなどと呼ばれるジャンルを指すものと思われる。画面サイズが3~5型のMIDは別ジャンルとされており、今回のレポートには含まれない。

□ガートナー・ジャパンのホームページ
http://www.gartner.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20080828-01.html

(2008年8月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]

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