キヤノン、実売1万円を切るフラットベッドスキャナ
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LiDE 200 |
8月28日 発売
価格:オープンプライス
キヤノンは、フラットベッドスキャナ「LiDE 200」を8月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後の見込み。
撮像素子にCISを使った手軽な製品で、電源もUSBバスパワーで動作し、コンセントが不要となっている。電源スイッチもなく、使用時はUSBケーブルをつなぐだけで使用できる。
原稿サイズは最大A4/レター(216×297mm)。CISの光学解像度は4,800×4,800dpi、光源はRGB3色LEDでウォームアップ時間なしでスキャンが開始できる。
本体前面に使用頻度の高い機能に割り当てた4つのボタンを備え、このボタンのみでほとんどの操作ができるという。スキャン時は「SCAN」ボタンを押すだけで、原稿の種別を自動判定して設定を行なう「おまかせスキャン」機能を備える。
本体サイズは250×364×40mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。同梱のスタンドにより、縦置きが可能で、その状態のままでスキャンすることもできるが、その際はおまかせスキャン機能は使用できない。
本体前面のイージーボタン。COPY/SCAN/PDF/E-MAILの4つ | 背面はUSB端子のみで、接続はケーブル1本 | 縦置きをした状態。このままでスキャンもできる |
CanoScan 5600F |
また、35mmフィルム対応の上位機種「CanoScan 5600F」も同時に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,980円前後の見込み。読み取り素子はCCDで、光学解像度は4,800×9,600dpi。
ハイエンドの「CanoScan 8800F」と、スタンダードCCDモデル「CanoScan 4400F」の中間に位置する製品で、スリーブで最大6コマ、マウントで最大4コマの同時スキャンが可能。
通常の反射原稿用に白色LEDを搭載し、通常原稿の場合はウォームアップ時間なしでスキャンが開始できるなど汎用性を高めた。「おまかせスキャン」機能も搭載している。
また、フィルム用光源の入ったフタの部分とスキャナ本体をつなぐケーブルを内蔵し、すっきりとしたデザインに仕上げている。
本体サイズは272×491×97mm(同)、重量は約4.3kg。
本体前面のイージーボタン。PDF用が4種類(カラー/モノクロ/お気に入り/PDF化終了)とCOPY/SCAN/E-MAILで計7つ | 本体背面。本体とフタをつなぐケーブルが内蔵されており、すっきりしている | 電源も本体に内蔵され、ACアダプタが邪魔にならない、すっきりとした配線 |
□キヤノンのホームページ
http://canon.jp/
□ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-08/pr-cs5600f.html
□LiDE 200製品情報
http://cweb.canon.jp/canoscan/lineup/lide200/
□CanoScan 5600F製品情報
http://cweb.canon.jp/canoscan/lineup/5600f/
(2008年8月21日)
[Reported by date@impress.co.jp]