7月17日(現地時間) 発表

　米AMDは17日(現地時間)、2008年第2四半期の決算を発表するとともに、デジタルTV事業と携帯機器向け事業を売却し、撤退することを決定した。

　第2四半期の決算は、売上高が前年同期比3%増の13億4,900万ドル。純損失は11億8,900万ドルで、撤退事業の損失として9億2,000万ドルを含んでいる。継続事業のみでは、2億6,900万ドルの損失で、前年同期の5億3,100万ドルの損失から改善している。

　部門別の売上高は、CPUなどのコンピューティングソリューション部門が前年並みの11億100万ドル、GPUやゲームコンソールのグラフィックス部門が前年同期比18%増の2億4,800万ドル。コンピューティングソリューションは出荷数/平均単価ともに前年並み、グラフィックスは出荷数は増えたものの、平均単価は下落した。

　同日付けで、これまで社長兼COOだったダーク・マイヤー氏を社長兼CEOに任命した。

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~127059,00.html (決算)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~127070,00.html (人事)
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【2006年1月23日】AMD、ダーク・マイヤー氏が社長兼COOに就任
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0123/amd.htm

(2008年7月18日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]