MK4058GSX

7月16日　発表

　株式会社東芝は16日、ディスク2枚で400GBの2.5インチHDD「MK4058GSX」と、7,200rpmの2.5インチHDD「MK3254GSY」ほか5モデルを発表した。MK4058GSXは9月から、MK3254GSYは8月から量産を開始する。

　MK4058GSXは、磁気ヘッドやディスクの磁性層を改善するこで面記録密度477Mbit/平方mm(308Gbit/平方インチ)まで高め、2枚プラッタで400GBの容量を実現した製品。内部転送レートを約14%、エネルギー消費効率を約20%向上させつつ、シーク音を2dB低減し25dBとした。容量400GBは同社の最大容量で、初のハロゲンフリー製品。

　そのほかの仕様は、平均シーク時間が12ms、インターフェイスがSATA(3Gbps)、回転数が5,400rpm、バッファが8MB。本体サイズは69.85×100×9.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約102g。

　MK54GSYシリーズは、7,200rpmの2.5インチHDDで320GB/250GB/160GB/120GB/80GBをラインナップする。従来機種「MK2049GSY」と比較してエネルギー消費効率を約37％向上させた。

　一例として320GBモデル「MK3254GSY」の主な仕様は、ディスク枚数が2枚、平均シーク時間が12ms、インターフェイスがSATA(3Gbps）、バッファ容量が16MB、実効転送速度は約128MB/sec。本体サイズは69.84mm×100×9.5mm(同)、重量は115g。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_07/pr_j1602.htm

(2008年7月16日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]