7月11日 開催

　株式会社サードウェーブは11日、同社が運営するPCショップ「ドスパラ」のロゴを刷新し、その記念セレモニーを東京秋葉原本店にて開催した。

サードウェーブの尾崎氏

　冒頭の除幕式では、同社代表取締役社長の尾崎健介氏が挨拶を行なったほか、日本AMD、マイクロソフト、インテルの代表者も参列し、祝辞を述べた。

　尾崎氏は、新しいロゴについて、これからも変化していく企業のあり方、デジタルハイエンドの追求、そして環境への配慮といった同社の姿勢/信念を反映させたと説明。

　デジタルハイエンドについては、各種PCパーツの取り扱いをさらに拡充し、ゲーミングPCも積極的に展開する。また、海外の良質な製品を直接輸入し、価格を引き下げていくと同時に、新しいCPUやGPUなどの発表と同時にショップブランドPCを発売するほか、ソフトについても、人気ゲームタイトルの推奨の取得や、Windows Vistaの推進を図るとともに、サポート体制を強化していくという。

　環境配慮の面では、中古品の取り扱いを拡大する。不要になった製品の買い取りや、下取りを行なっていくことで、環境への負荷を減らしつつ、ワンストップで新品から中古品まで購入できる体制を整えると語った。

　続いて、日本AMD代表取締役副社長の吉沢俊介氏が挨拶。「ドスパラは古くからの秋葉原の名所であり、多くの話題を提供している。今回はいつもいがみ合っている競合社がここに同席していることも新たな話題の1つだろう。ドスパラは常に最新製品をいち早く取り入れており、AMDにとっても非常に重要なパートナーだ。我々はCPU、GPU、チップセットのプラットフォーム戦略を推し進めているが、ドスパラと一緒にそれらをエンドユーザーに提供していきたい。また、エコについても我々の低消費電力製品で協力していきたい」と述べた。

　マイクロソフトの金古氏は「マイクロソフト日本法人は'86年の設立で、以来、ドスパラとは一緒に歩んできた。Windows Vistaの発売日も合同でイベントを行なうなどベストパートナーと思っている。事実、米国で今開催されているMicrosoft Worldwide Partner Conferenceでドスパラは2年連続OEM部門で受賞され、今年もファイナリストに選出されている。今年は新クライアントOSの発売こそないが、Windows Home Serverの日本語版も出るので、一緒に盛り上げていきたい」と挨拶した。

　秋葉原のイベントにしばしば登場するインテルの天野伸彦氏は、おなじみの自前のプレゼンテーションを披露。「ドスパラは、個別のゲームに特化したPCを確立し、コストパフォーマンスや、新製品のすばやい投入など、とてもがんばっている。性能のバランスにも優れているので、みなさんにお勧めしたい」とエールを送った。

日本AMDの吉沢氏	マイクロソフトの金古氏	インテルの天野氏
天野氏のプレゼン。お約束でつかみは笑いから	除幕式には日本AMDの土居氏、マイクロソフトの三橋氏も参加	披露された新しいロゴ

　除幕式で新ロゴが披露された後、イリュージョンアイドルユニットのプリマベーラが参加し、得意のイリュージョンでイベントに華を添えた。最後は、特価品の抽選会で締めくくった。当選した人は、人気のCPUやGPU、液晶ディスプレイなどを通常価格の半値から1/3の価格で購入した。なお、12日以降も特価セールやキャンペーンを行なう。

プリマベーラの5人	参加者の目の前で得意のイリュージョンを披露	抽選会のくじ引きもメンバーが行なった

□ドスパラのホームページ
http://www.dospara.co.jp/
□新ロゴの情報ページ
http://www.dospara.co.jp/info/share.php?contents=logo-new&m=n

(2008年7月11日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]