ソニー、mylo COM-2のアップデートで動画録画対応に
7月1日 公開 ソニーは1日、パーソナルコミュニケータ「mylo COM-2」で動画録画を可能にする新システムソフトウェアを公開した。 IEEE 802.11b/g無線LANを搭載し、スライド式QWERTYキーボードを備えたインターネットコミュニケーション端末。130万画素のカメラを内蔵し、従来は静止画のみの撮影だったが、新たに320×240ドットMPEG-4 SPでの動画撮影が可能になった。 1回あたりの最大撮影時間は10分間。簡単アップロード機能も追加され、「アップロード先を開く」というメニューから、YouTubeなど指定したサイトのアップロードページにリダイレクトされるようになった。また、動画撮影後や、アップロードファイル選択時に動画のサムネールを表示するようにインターフェイスを改善した。 撮影だけでなく、Flashビデオの再生性能も向上。公式サポート範囲外だが、これまで再生ができなかったニコニコ動画が、字幕をOFFにした場合は、再生が可能になった。 ネットワーク面でも機能追加され、バッファローのセキュリティ簡易設定機能「AOSS」に対応したほか、公衆無線LANの「フレッツ・スポット」に新たに対応した。 このほか、トップ画面に「Game」メニューの追加、インターネットラジオサービス「SHOUTcast」への対応、ルート証明書の追加による確認ダイアログ出現頻度の減少、ブラウザショートカットキーの追加、システムメモリの最適化などがなされた。提供日時は未定だが、リクルートとの協業による、周辺情報検索Widgetも予定されている。 なお、今後出荷される製品は、このアップデートが適用され、通常、別途ダウンロードするゲーム3種もプリインストールされる。
□ソニーのホームページ (2008年7月1日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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