Radeon HD 4850搭載カードが各社から
6月19日(現地時間) 発表 AMDのハイエンド向けGPU「Radeon HD 4850」の解禁を受け、搭載ビデオカードが各社から発表/発売された。 Radeon HD 4850は、ストリーミングプロセッサ(SP)を800基搭載し、1TFLOPSの演算能力を実現したハイエンド向けGPU。55nmプロセスを採用することで、256平方mmのダイに9億5,600万トランジスタを実装し、ダイサイズ当たり、およびワット当たりの性能を高めつつ、実売価格25,000円前後というリーズナブルな価格を実現した。 コア/メモリクロックはそれぞれ625MHz/1,986MHz。ビデオメモリはGDDR3で、容量は512MB、バス幅は256bit。ビデオ再生支援機能「UVD2」を搭載するほか、DirectX 10.1のShader Model 4.1をサポートする。PCとの接続インターフェイスはPCI Express 2.0 x16。 リファレンス準拠の製品は、エムエスアイコンピュータージャパン株式会社が「R4850-T2D512」、Sapphireが「Sapphire HD 4850 512MB GDDR3 PCI-E」、Info-Tekが「GC-HD485PG3-E3」、GIGABYTEが「GV-R485-512H-B」、Tulが「HD 4850」、ASUSTeKが「EAH4850/HTDI/512M」を発表。このうち、ASUSTeKはメモリを1GBに増量した「EAH4850/HTDI/1G」も発表した。
一方、TulとASUSTeKはRadeon HD 4870搭載製品も発表。 Radeon HD 4870のリファレンスの仕様は、Radeon HD 4850からコアクロックを725MHzに高められているほか、ビデオメモリにGDDR5を採用し、メモリクロックは3,600MHzとなっている。 ASUSTeKの製品名は「EAH 4870/HTDI/512M」で、Tulは「HD 4870」。ASUSTeKの製品はコアクロックを750MHzにオーバークロックしているほか、3Dゲーム「Alone in the Dark」を添付した「EAH 4870/G/HTDI/512M」も同時に発売する。
□AMDのホームページ(英文) (2008年6月23日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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