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【COMPUTEX TAIPEI 2008】【ゲーミングギア編】

台湾流のビビットな電飾ケースたち

ASUSTeK「ARES CG6150」

会期:6月3日~7日(現地時間)

会場:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall
   Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/3
   Taipei International Convention Center



Lian Liの「ARMORSUIT PC-P80R」AMDのSpiderをthemeにする

 COMPUTEX TAIPEI 2008では、ゲーミング向けを謳うケースや電源など、多数のゲーマー向け製品が展示されている。それらの多くはLEDで電飾が施され、華やかな見た目を備える。

 ここではそういったビビットな電飾を備え、見た目の充実した製品を写真で紹介したい。もちろん、中には電飾のみならず、ドライアイス冷却などの飛び道具や多機能なゲーミングマウスもある。ひとまずはそのルックスを写真で紹介したい。


●ゲーミングPC&ケース

ASUSTeKのゲーミングノートPC「G70S」

 ノートタイプのゲーミングPCがその数量を増しているが、デスクトップタイプのゲーミングPCはさほど多くなく、ケースにいくつかの自社製コンポーネントを組み込んだ展示が一般的だった。

 実際ASUSTeKはゲーミングPCを発表し、デザインアワードを獲得しているが、これを除いてデスクトップタイプのゲーミングPCは見あたらなかった。いずれにせよ、ゲーミングPC/ケースは拡張性に対する要求からフルタワーサイズがメインだ。多くはその巨大さゆえに日本のユーザーのニーズとマッチしないため、国内向けに投入されることは多くない。

 以下よりゲーミングを謳うケースや、各ブースのデモ機として目立っていた製品を写真で紹介しよう。


ASUSTeK「ARES CG6150」は、同社ブースにて2モデルが展示されていた AMDブースに展示されていたケース。天板が持ち上がるだけでなく、サイドも分割して開く
同じくAMDブースでの展示 Dimastechのまな板系ケース、Foxxconブースにて。ファン3基搭載でエアフローは十分だろう Lian Li「TYR PC-X2000 」。ストレージを下に配置したMulti-Heat Zoneデザインを採用するが、その分縦に長い形状。フルタワーだがホームシアター向けを謳う
In-Win「B2 Stealth Bomber」。赤いスイッチでフードが自動開閉 In-WinのmicroATXケース「Matrix」。白主体のシンプルなデザインだ Zalmanのフルタワーケース「GS1000」
ケースをヒートシンクと化して冷却するThermalright「HSC-601」。ホームシアター向け Thermalright「BOX-1」。前後に3基ずつファンを搭載してエアフローを最大化する Cooler Masterのコラボケース。左はFACRY2、右はWestern DigitalのVelociRaptorをフィーチャー。「COSMOS」がベース
NVIDIAと共同で開発した「690 NVIDIA Edition」 Coolermasterが現在開発中の「ATCS 840」(右)と「Centurion Silent」(左)。ATCS 840は天面に大型ファン×2を備えるエアフロー重視。Centurion Silentは静音シートをサイドパネルや天板に備える Arctic Coolingの「Silent T ECO 80」は、通常のATXとは逆に背面と底面後ろ側から空気を取り入れる
GMOの「R-4 Bulldozer」。縦に配置された光学ドライブが特徴的だ

●マウス

 ゲーミング向けマウスは、弊誌でGIGABYTEの「GM-M8000」とOCZの「Dominatorix」をレポート済みだ。このほかにも、Zalmanの銃型マウス「FPSGUN FG1000」と、SilverStoneのモード可変マウス「SST-RVM01B」が展示されていた。

 FPSGUNは銃のグリップをデザインに取り入れた形状をしたゲーマー向けマウス。マウスの後ろに銃把を取り付けた、一見して何らかのおもちゃのような形状をしている。しかしスペック面では、最大2,000dpi対応、5つのプログラマブルなボタン、DPI変更機能を備えるほか、OMRON製スイッチ(トリガー部)を採用するなどゲーミング向けに充実している。

 ボタンはトリガー部に左右クリック、銃把の親指部分にボタン×2、その下にホイールを備える。DPI変更ボタンは、先端のパーツ部分にある。対応OSはWindows XP/Vista

FPSGUNという名のとおり、銃をモチーフに取り入れている 白いパーツがホイール、その上の多角形はプログラマブルなボタン グリップ部分

 SST-RVM01BはVistaモードとGameモードを底面のスイッチで切り替えれるマウス。DPIを上下/左右で独立して変更する機能も備え、分解能は最大3,200dpi。

 モード変更ボタンにより、いくつかのボタンは1つで2つの機能を搭載した。一例として左側面の青いボタンは、Vistaモード時にFlip 3D、Gameモード時にはマウス上面のボタンと合わせてdpiの変更を行なう。

 上記のほか、Gameモードでは、左右クリック+ホイールや、左右の側面にプログラマブルなボタンを2つずつ備えるなど、通常のゲーミングマウスよりもさらにボタン数が多い。

SST-RVM01B 天面のボタンと左側面のホイールでdpiを変更する 右側面にもボタンを2つ備えるのは珍しい

●そのほか

 そのほか、見た目もクールなファンや、その他のデバイスをまとめて紹介する。

A-DATAの水冷システムはメモリもカバーする 同じくA-DATAのドライアイスによるメモリ冷却 PatriotのViporはファン2基でメモリを冷却する
Arctic CoolingのGPUクーラー「Accelero XTREME 9800」はファン3基 Cooler Masterの水冷キット「AQUAGATE」 Cooler Masterの静音ファン「V8」。ノイズは18~31dBA
Zalmanの「CNPS9900」。PWM搭載の12cm角ファンを搭載する SparkleのGPUクーラー「VDT1000」。7cm角ファンを羽の用に2基搭載しており、これらの角度を変更することができる。

□COMPUTEX TAIPEIのホームページ(英文)
http://www.computextaipei.com.tw/

(2008年6月9日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]

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