デル、ユーザー参加型ブログの日本語版を開設
5月12日 開設 デル株式会社は12日、同社の製品や企画、サポートなどについて同社スタッフが情報発信を行なうブログ「Direct2Dell」の日本語版を開設した。 ユーザーからのフィードバックに積極的に関与することで、ユーザーとの双方向の対話を重ねていくという目的で設立されたブログ。経営/製品企画/マーケティング/営業/サポートなどの部門のスタッフが情報発信していく。また、国内の話題だけでなく、海外での同社の動向などについても案内していく。 来日中だった米Dellのマイケル・デルCEOは、今回の新サービスについてコメント。「Direct2Dell(D2D)を日本語対応へと広げることで、日本語による議論や、日本人による議論がアクティブになってくることを期待したい。以前は、ニュースリリースの情報をホームページから提供していたが、これがブログの形態で提供されることで、デルと報道関係者/ユーザーとの関係がもっと近くなり、情報の提供内容も豊富になる。デルは、なるべく多くのユーザーと、対話の機会を持ちたいと考えている。D2Dは、それを加速するいいきっかけになる」とした。 また、デルCEOは、「私は、年間20億ものユーザーの声を聞いている。今回のD2Dによって、日本のユーザーからの声を聞く機会が増えることを期待している」などとした。 なお、米Dellでは、Ideastormと呼ばれるブログサイトも用意しており、ユーザーの声を製品化に反映するといった一歩踏み込んだ取り組みが行なわれている。同社が、Ubuntu Linuxを搭載したPCの出荷を決定したのも、Ideastormによって、ユーザーの声を反映した結果だといわれる。 日本では、Ideastormのサービス開始時期については未定としているが、こちらの日本語版についても期待したい。 □デルのホームページ (2008年5月12日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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