「IDF Spring 2008」が上海で開幕
4月2日(中国時間) 開幕 4月2日、(中国時間)からIntel Developer Forum Spring 2008が開催される。昨年春の開催は北京だったが、今回は成長著しい上海市。会場は、上海市の浦東地区にある上海国際会議中心(SICC)である。 Atomプロセッサ関係は2日、IDF基調講演で具体的なOEMの製品などが発表され、IDFとしては、現世代技術としての扱いとなる。また、IDFでの発表に合わせ、各国でプレス発表などが行なわれる予定だという。
次世代技術としては、Nehalem関連の詳細な発表やカンファレンスでの解説などが予定されている。Core 2世代のときには、カンファレンスでのアーキテクチャ解説はほとんどなかったが、今回は、開発者向けのカンファレンスで、アーキテクチャ解説が行なわれる。どうも、イスラエル開発のマイクロアーキテクチャではカンファレンスでの解説がなく、オレゴン開発の場合には、カンファレンスでの解説が行なわれるようである。また、基調講演には、Pat Gelsinger氏が登場、おそらくNehalemの話を中心に行なうと見られている。 開幕前日の1日は、プレス向けの説明会などが行なわれたが、内容的には中国の開発センターの話など、中国ローカルの話題が中心だった。昨年のIDF北京もそうだったが、中国でのIDFは、中国国内に向けた話題と、米国で春に行なわれていたIDFの代わりに新規技術を公開する場所、という2つの側面を持つ。 ただ、心配なこともある。1日に登場する予定だった、リサーチ担当のジャスティン・ラトナー氏が、急病のため欠席した。関係者に聞いた話では、4月3日に予定されている基調講演に間に合うように来るとの話だったが、まだ、確認は取れていない。 □Intelのホームページ(英文) (2008年4月2日) [Reported by 塩田紳二 / Shinji Shioda]
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