2月25日(現地時間)発表

　韓Hynix Semiconductorは25日(現地時間)、容量8GBのPC2-4200 Registered DIMM(RDIMM)を量産開始したと発表した。

　MetaRAMの「MetaSDRAMチップセット」と呼ばれるチップを基板上に配置し、メモリコントローラとDRAM間のアクセス制御を行なう。これにより、メモリコントローラに対して、複数のDRAMチップを容量の大きな1つのチップとみせかけることができる。

　今回発表された「HYMP31GP72CUP4-C6」は、2Gbitの代わりに1GbitのDDR2 SDRAMを採用することで、従来製品よりも価格や消費電力を抑えた。

　同社では同様の8GB DDR3 RDIMMも下半期に量産開始する予定。

□Hynixのホームページ(英文)
http://www.hynix.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.hynix.com/gl/pr_room/news_data_readB.jsp?NEWS_DATE=2008-02-25:09:19:13
□関連記事
【2007年9月25日】エルピーダ、1,066MHz動作の2Gbit DDR2 SDRAMを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0925/elpida.htm
【2005年5月12日】Infineon、256/512MB DDR2-800と8GB DDR2-400を製品化
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0512/infineon.htm

(2008年2月25日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]