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IDC Japan、2007年第4四半期の国内PC市場は好調
~春モデルの前倒しにより2桁成長

2月14日 発表



 IDC Japan株式会社は14日、2007年第4四半期(2007年10~12月期)の国内PC出荷動向の速報を発表した。

 これによれば、x86サーバーを含むPC出荷台数は、前年同期比11.9%増の334万台となった。家庭市場とビジネス市場がともにプラス成長となったのは2006年第1四半期以来、7四半期ぶりとなる。

 家庭市場は、例年1月出荷となる春モデルの出荷時期を、一部のベンダーが12月に前倒ししたため、前年同期比16.2%増の高い成長率を記録した。ビジネス市場も需要の冷え込みから抜け出し、同9.1%増とプラス成長に転じた。

 ベンダー別では、富士通が前年同期比30.3%増と大きく出荷台数を伸ばし、シェア20.2%で2004年第1四半期以来3年ぶりの首位となった。春モデル出荷の前倒しやビジネス市場での好調が好結果に繋がった。4位(シェア8.6%)の東芝も春モデル出荷の前倒しにより同12.4%増と、1年間続いたマイナス成長を脱した。

 春モデル出荷を前倒ししなかったNECは前年同期比4.5%増の成長に留まり、シェアも19.2%と2位に順位を落とした。デルは家電量販店への展開により家庭市場が好調で同21.9%の高成長を記録し、シェアは3位(シェア15%)。シェア5位(8.2%)の日本HPも同21%増の高成長を記録した。

2007年第4四半期 国内PC出荷台数トップ5ベンダーシェア、および前年同期比成長率
出典:IDC Japan

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20080214Apr.html

(2008年2月15日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]

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